人間力を高める日記

ソーシャルサポートの大切さについて

ソーシャルサポートって何?というのが普通の感覚だと思います。

似たような用語でソーシャルキャピタルというものがあります。

ソーシャルキャピタルを耳にするようになったのは、東日本大震災のときの東北の方々の状況だと思います。

私は理学療法士として仕事をする中で、リハビリの効果を最大限に生かすためには、本人自身の努力やフォーマルな周囲の人のサポートだけではなく、特に家族や知人によるサポートの大切さをとても感じています。

ここではソーシャルサポートに関して解説しその大切さを記事にしていきたいと思います。

ソーシャルサポートとは

日本語では社会的なサポートと呼ばれ、

①情緒的サポート(例:寄り添うこと、話を聞くことなど)

②手段的サポート(例:動作をする際に実際に手助けすることなど)

③情報的サポート(例:役立つ情報を伝えることなど)

④評価的サポート(例:相手の行動や意見を肯定することなど)

の4つのうち少なくとも1つ以上を含む個人間の相互交渉」と定義しています。

私はこのソーシャルサポートの大事さを痛感しているため、1人で生きるのではなく、一緒に過ごせる人間で寄り集まって生きていくことが本当に重要だと思います。

実際に二世帯で過ごしている私は実感も強いです。

仕事でも1人で抱える人よりも周囲の人を巻き込んで仕事をしている人の方が、成果も上がることが多いと思います。1人で行えることなんてほんとにわずかなことなんです。

周りの人を巻き込む重要性

例)私の後輩で、優秀なのですが、この周りを巻き込むということが下手な人がいるんです。その後輩は1人でできると思っているのか、周りに相談する場合でも、イエスマンにしか情報を伝えないんです。それもほとんど相談ではなく、話を聞いてもらうだけに過ぎないんです。だからはたから見ていても、うまくいっていないなあと思っています。特に仕事関係の中では、この人には話を伝えないと絶対に仕事が進まない場合があります。ここに伝えないのはもっても他ですが、私はそれ以外に少しでも関わる人には包み隠さず伝えることの重要性を痛感します。結局、少しでも関わる人達の協力がなければ仕事も進まないわけですし、逆に足を引っ張られる可能性があるわけです。私は後輩なので、それらのことを伝えてはいますが、一向に修正しようとすることはみられません。上記により誰かが被害を受けた場合はもっと強く伝えるべきですが、そこまでは至っていないので、あとは本人がこの話を聞いて自分を変えたいと思うかどうかですね。

やっぱり、この人のことなら協力しようとか、この人のためなら少しくらい損してもいいかと思ってもらえる関係性を築くことはとても重要だと思います。

敵は作っても損だけ、協力者を増やすことが成功への近道だと思います。

色々と我慢することも多いですが…