私は1年前に家を建てて引っ越しをする際に、自分の所有している物の多さにびっくりしました。
箱(家)が広いと不要な物を捨てずに溜めてしまうみたいです。
建てた家は以前の家に比べてコンパクトにしたこともあり、多くの物を処分する必要がありました。
そのときは物が入らなくなったから必要に駆られて物を多く処分したので、身体的にも精神的にも軽くなったという気持ちを味わうことは感じられませんでした。
しかし、今ではより大事な物に囲まれて暮らしているため、今の暮らしで不要になった物を処分する際には身体的にも精神的にも軽くなったという気持ちになり、物に感謝するようになりました。
物を処分することによる効果
物を処分して私自身が思うこととして、最も大きいことは、できるだけ本当に必要な物しか購入しないでおこう。
この意識が自然と身に付くような気がします。
粗大ごみを自己搬入できる施設があるのですが、そこに不用品を持っていき処分する様子を見ると物が可哀そうという気持ちになります。
また、今までは必要だったけど、今は必要ない物を処分する際には、物に感謝の気持ちが芽生えます。
これは今までになかった感情です。
ミニマリストになってみる?
私はジョシュア・ベッカー氏の”より少ない生き方 ものを手放して豊かになる”という有名な本を所有しています。
引っ越しをしてからこの本を所有したのですが、この本を読み、物を所有することよりも自分にとってもっと大切なことは何なのかを考えさせられました。
そしてミニマリストになってみたいなと思いました。
以前の私は物への執着は強く、高価な物などを所有したいという欲求が強かったように思います。
古いものよりも新しいものがすぐほしくなり購入してしまうのですが、新しいものを購入した後も古いものは捨てずにとっておくという習慣でした。
しかし、今は本当に好きで必要な物だけに囲まれて生きていると毎日が楽しいし、毎日生き生きと生きられます。
無駄な物にお金を使うこともなくなり、より物を大事に使用するようになったと思います。
ミニマリストになるため行ったこと
最初に行ったことはやはり衣服の整理でしょうね。
衣服って、何となく処分しにくいんです。
また着るかもしれないってすぐに感じてしまうんです。
けど、そんなまた着るかもって気持ちを持った服って着ないんですよね。
そういう風に考えていたら、絶対に着るって思う服、これを着ているときは気分が盛り上がるなど、このような感情に至らない服は処分しようと決めました。
そして処分すると、本当に好きな服だけになったんです。
そしたら、それに合う小物なども決まってくるので、頭の中も整理され、朝起きてから着る服に悩まなくなりました。
新しい服もほしいという欲求も少なくなりました。
2番目には書籍の整理です。
書籍もなかなか捨てられず、所有していることに満足してしまいがちです。
そのため、私はずっと所有していたい書籍は手元に置いておきますが、そうではない書籍はノートに感想を記載してメルカリで売却しています。
新しい書籍や人気の書籍はそのときの状況で購入した値段とそう変わらない値段で売却できるので、その売却益でまた新しい書籍を購入してといったことを繰り返すと。
ノートに感想を記載している分だけ、内容も覚えているし、内容が自分のものになった感じがしています。
最後に
ミニマリストになれているかわかりませんが、今もその意識を持ち続けて生活しています。
ミニマリストかどうかは自分が決めることではないので、他人から見たらそう見えているならそれでいいのかなと。
この少ない生き方は物だけではなく、人間関係など他にも応用がきくので、この姿勢は全ても物事に役立ちそうです。